JWRC第5戦フランスが10月3日(木)〜5日(土)にかけて行なわれ、ポンタス・ティデマンドがドイツに続き3勝目を挙げ、2013年のFIAジュニアWRCタイトルを獲得した。
JWRCフランスは土曜日のSS14までの勝負。ポイントではポンタス・ティデマンドが105点でトップ、ホセ・シュアレスが63点、イェレイ・レメスとサンダー・パーンがともに51点と続く。残るはフランスとスペインの2戦のみだ。
カナリア諸島出身のイェレイ・レメスは、土曜日の最終ループでフロントをヒットし、タイトル獲得のチャンスを自らフイにしてしまう。これで、22歳のティデマンドの優勝はほぼ確実に。すでに金曜日の段階でティデマンドのライバルであるホセ・シュアレスがロール。結果として、レメスとシュアレスのホームイベントであるスペインを待つことなく、ティデマンドはタイトルを決めた。
「容易ではなかったけれど、今回は偉大なラリーだったし、ラウンドがまだ残っているなかでタイトルを獲得できたことはうれしい」とティデマンドは笑顔でコメント。「私たちには問題はまったくなかったし、コ・ドライバーのオラ(フローネ)も素晴らしい仕事をしてくれた。ここでの勝利は私たちふたりをハッピーにしてくれたよ」
JWRCフランス リザルト
1:P.ティデマンド 2:41:37.4
2:H.アレラノ +42.3
3:Y.レメス +1:10.6
4:M.アーセン +1:15.8
5:M.コキ +1:54.2
6:M.ブリ +2:31.4