ラリプラ的、静岡ホビーショー2017詳細レポート – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ラリプラ的、静岡ホビーショー2017詳細レポート

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効率的な仕事ぶり、
充実した私生活、
どうも、敏腕編集者、たけぶぅです(笑)。

さて、本日は静岡市のツインメッセ静岡にて、明日13日(土)から一般公開となる「静岡ホビーショー2017」にお邪魔してきました。目的はもちろん、ラリー関連の新製品。ここ最近、本誌としてホビー系のラリーネタをおろそかにしていたなぁという反省のもと、ホビー関連のメッカにやってきました。

個人的に、トヨタのWRC復帰でさぞかしラリー界も盛況だろうと期待に胸を躍らせておりましたが、やはり権利の問題やモデル化の手間などもあり、WRC復帰効果がホビー界に現れてくるまでにはもう少し時間がかかりそう。

とはいえ、ラリー関連の商品は根強くリリースされており、作り手も含めて熱いラリー熱を感じるお話を伺えました。今回は新製品を中心に、ラリー関連の展示をご紹介。本当は本誌ラリープラスに取っておこうと思ったけど、ガンガン出しちゃいます。

京商

Mini-Zシリーズやドローンレーサーが元気な京商は、OttO mobileというフランスのモデルカーブランドの、イングバー・カールソンがドライブしたマツダRX-7の1/18モデルが展示されています。

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京商オリジナルブランドの方は、2015年に織戸学と番場彬が全日本ラリー久万高原でドライブした、高橋啓介&藤原拓海仕様のトヨタ86が初のモデル化。これはマニアにはたまりませんね。

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ラリー関連の動きはまだそれほど活発ではないとしながらも、要望があれば積極的に手がけていくとのことです。

タミヤ

今回タミヤブースで注目を集めていたのは、やはり6ホイールF1マシン「タイレルP34シックスホイーラー」の実車。自分は初めて実物を見ましたが、モデルカーに加えてRCカーもあったのには驚きました。実はRCカーのタイレルP34の初代は1977年にリリースされ、その後2000年代に入ってブラッシュアップ。今回のモデルはさらにサスペンションなどに改良を加えてあるそうです。実際に走らせると……実車さながらの独創的な走りを見せてくれるそうですよ(笑)。

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RCカーでは、TT-02シャーシを採用した2016年のスバルWRX STI NBRチャレンジが登場します。フォルムも実車のイメージに違わぬ仕上がり。愛でるより動かしたい人は買うっきゃないですな。ラリーファンとしてもうひとつ見逃せないのは、XV-01シャーシキットのロングダンパー仕様。以前スバル・インプレッサWRX STI チームアライ号としても発売されましたが、1/10スケールでラリーならではのグラベル走行を楽しみたい人御用達のモデルが、再び登場です。これにヤリスWRCのボディを乗せて……なんてこともぜひ実現してほしい!

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タミヤさんにラリー系の商品展開についても尋ねたところ、社内にもF1やWRCのファンは本当に多いそうで、作りたいモデルはたくさんあるとのこと。当然、これから作るモデルのことなんて言えないわけですが、楽しそうに話される説明員の方の笑顔が印象的でした。

ABCホビー

旧車やドリフト車両などのRC用ボディでおなじみのABCホビー。ライトやワイパーなどのギミックや、マグネットで取り付けるウイング、追加タイプのオーバーフェンダーなど、ドレスアップ目的で楽しむユーザーさんも多いそうです。

今回ラリー系の展示はありませんでしたが、1/10スケールのランエボIIIや510ブルーバード、240Zなどのラリー仕様が販売されています。

ABC HOBBY2

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ラリーカーやレーシングカーはやはり権利関係が大変とのことで、なかなか実現しにくいということもあるようです。ですが、旧車人気と同様に確実にラリーカー人気はあるとのことでした。

アオシマ

青島文化教材社のブースでは、海外製のモデルカーが多数展示されていました。最近のラリーカーをモデル化してくれているベルギーのBELKITSからは、2015年のポロR WRCに加えて、フェンダー部分の造形が多少変わった2016年モデルも登場。さらにこれから、グループBのオペル・マンタがリリース予定。ドライバーはギ・フレクランとジミー・マクレーという、マニアックな人選です。

AOSHIMA1

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Beemaxブランドの方は、アウディ・スポーツクワトロS1 E2と、ランチア・デルタS4が現在開発中です。ST165セリカやTA64セリカのターマックキットなども取り揃えております。セリカ好きなあなたはぜひ2台でも3台でも。

AOSHIMA2

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AOSHIMA3

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BELKITSは主に欧州のニーズに沿って開発し、Beemaxはアオシマ自身も関わりながらニューモデルを探っていくとのこと。担当者自身もかなりのマニア(失礼)ですので、きっとユーザーの「欲しい!」という声は届くと思いますよ。

スパーク

F1のモデルカーなどでおなじみのスパーク。今回の展示ではひっそりと、しかし存在感のあるダカールラリーのプジョー3008と、プジョー405の2台が鎮座しておりました。独特の造形をお楽しみに。

SPARK

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国際貿易

国際貿易からは、Sun Starブランドのランチア・ストラトスHFのモックを展示中。77年サンドロ・ムナーリ車は、アニマルバーやスペアタイヤ、さらにエンジンルーム内も作り込まれた精巧なモデルです。奥にはスバルWRX STI S207のモックもチラリ。

KOKUSAIBOEKI

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イグニッションモデルズ

高精度で満足度が高いモデルカーをじっくりリリースしているイグニッションモデルズからは、現在も日産240RSやトヨタ・カローラWRCといったモデルが発売中ですが、今年はトミーテックとのコラボモデルで、石原裕次郎主演の「栄光への5000キロ」で登場した510ブルーバードが展示されています。ちなみに、トミーテックブースにはビンテージトミカとして、このモデルの保存バージョンも。補助ランプの場所が違ったり、デカール類が一部違ったりしていますが、コレクションするならやはり2台とも手に入れたいですね。

IGNISSION MODELS

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キッドボックス

レガシィの10万km達成車や86のラリーカーなど、比較的新しいラリーカーも手がけているキッドボックス。今回の目玉は柴田社長のイチオシ、三菱コルトランサー! 76年にサファリラリーを制したモデルなど3モデルが展示されていました。ランサーと聞いただけで買っちゃうみなさま、ご予約はキッドボックスでお早めに。

KIDBOX

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AUTOart

開発に数年を費やしたというオートアートのスバル・インプレッサWRCは、モンテ仕様、サファリ仕様の2タイプで登場。1/18で内装、エンジンルーム、トランクのスペアタイヤまで再現されたその完成度を、ぜひ会場で見てみてください。発売は年内を予定とのことです。

AUTOart

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ハセガワ

以前から豊富なラリーモデルを擁するハセガワ。今回は5月に登場予定の、新規起こしのランチア037ラリーと、デカール違いのトヨタ・カローラWRCを展示しています。ハセガワとしては、今後も過去にリリース済みの車両のデカール違いなどを復刻させていくので、楽しみに待っていてください、とのことです。

HASEGAWA

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STUDIO27

プラモデルのデカールを手がけるSTUDIO27は、新作として三菱ギャランの88年RACラリー仕様、デルタのTotipカラーなどのモデルを展示。まだまだ作りたいモデルはあるそうなので、どんどんバリエーションを増やしてくれると思います!

STUDIO27

RALLY PLUS

どのメーカーに伺っても、ラリー好き、モータースポーツ好きの担当者が必ずいて、自分も欲しいと思えるようなモデルをリリースしたいという情熱を持っている方ばかりということが、取材をしていて強く伝わって来ました。

会期は日曜日までとなっています。ぜひ実際に会場に足を運んで、新製品にワクワクしてみてください。



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