[カタールWRT]
ティエリー・ヌービル/総合首位
「午後の内容は完璧だった。チームやウェザークルーから飛んでくる情報は、とても正確だったよ。彼らがいなければ、首位に立てなかっただろう。お見事! とても調子がいいし、大きなリスクを負うことなくプッシュできている。一日中、手応えを感じていた。
明日、一番手でステージを走行するのは、初めての経験。ターマックで、走行順が一番になったことはないから、すぐに慣れないとね。自分でラインを残すことになる。他のドライバーが残したブレーキングポイントを確認できなくなるから、もしウェットがあると難しくなるだろうね。でも、今日首位に立つことができて、とてもハッピー。明日もこの位置に居続けられるかどうかは、明日の結果を待つしかないよ」
[アブダビ・シトロエン・トタルWRT ]
ダニ・ソルド/総合2位
「マシンのバランスは完璧ではなかったが、たぶんタイヤのセットアップによるものだと思う。自分のポジションには満足している。ラリーはまだ先が長いし、天気によっては、もっとサプライズがあると思うよ」
[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
セバスチャン・ローブ/総合4位
「話は単純、ペースノートコールを間違ってしまったんだ。もちろん、首位から4位に後退するのはいい気分じゃないが、ギャップはまだかなり小さいことが救いだ。ラリーのスタート前は、優勝争いできるのか分からなかったが、そうだね、目指しているよ」
ミッコ・ヒルボネン/総合8位
「タイヤ選択が合っていなかったこと以外、なぜこんなに上位陣から遅れを取っているのか、よく分からない。ウェットのセクションではちょっと自信がないけど、それでも自分のペースは、午前よりもよくなっている」
[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
ヤリマティ・ラトバラ/総合3位
「今のところは3位で満足しておかないとね。大きなリスクを負わずに、上位陣のペースと競り合う速さは充分に持っている。ポロのフィーリングは、最初のSSからよかったし、まだ伸びしろはあるけど、マニュファクチャラーズポイントを獲得するという目標を達成するためには、安全策で行くことが重要だ。ここで全力でプッシュできたらいいなとは思うけど、自分がいたチームがマニュファクチャラーズタイトルを獲った経験がまだないし、ダブルタイトルの可能性は、チームのみんなにとっても励みになるからね」
セバスチャン・オジエ/総合5位
「正直、今朝はなかなかスイッチが入らなかった。あまりよく眠れなかったんだ。昨日の、信じられない一日のことが頭からまだ離れていないからね。だから気をつけて行ったよ。世界チャンピオンとしての初日から、コースオフしたりするようなことにはなりたくないからね。午後はかなりよくなったが、タイヤの選択があまりよくなかった。でもそれは言い訳にはならないし、ライバルのパフォーマンスを否定しようとしている訳でもないんだ。特にティリーの走りは見事だった。すごいよ!」
[カタールMスポーツWRT]
エフゲニー・ノビコフ/総合6位
「午後はよかったし、今回はタイヤもコンディションに合っていた。いいドライビングができている感触があるし、新しいステージでの経験を積みながら、自分たちの自信を高められている。まだ先が長いから、明日の行方を見てみないとね」
マッズ・オストベルグ/総合9位
「サービスの後、速さを少し上げようとしていたんだけど、これがよかった。午後最初のステージ(SS5)では格段によくなったし、その次でもペースを維持できた。SS7のロングステージでも、ペースを上げていこうと思っていたが、ブレーキにマイナートラブルが起きた。原因はハッキリ分からなかったが、フロントが噛まなくなり、リアはよりひどかった」
[フォルクスワーゲン・モータースポーツ2]
アンドレアス・ミケルセン/総合7位
「難しい一日だった。今日の変わりやすいコンディションでは、自分たちのスタート順はかなり厳しい方だった。ドライでスタートした時はとてもよかったが、今日の2本目の最後の数kmで強い雨が降り始めた。最後のセクターだけで、12秒もロスしたけど、出来ることは何もなかった。3本目は、ドライとウェットが入れ替わり、グリップレベルの判断が難しくなった。ポロR WRCでの初めての舗装ラリーだから、1km1kmで経験を積むことが重要だ」