FIA世界ラリークロスの公式チャンネルより、ファイナルの動画が公開された。
スタートはペター・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI)がポールショットを決めるが、2周目の最終コーナーの立ち上がりでティミー・ハンセン(プジョー208)が横に並び、3周目の第1コーナーでソルベルグを押し出しながらパス。このバトルに巻き込まれたアンドレアス・バックラッド(フォード・フォーカスRS)はタイヤバリアに衝突しリタイアとなった。
最終ラップ、ジョーカーラップを消化していないハンセンと、消化している中ではトップのヨハン・クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロGTI)との差は約3.7秒差。しかしここでハンセンの左フロントタイヤがパンク。ペースが上がらない状態でジョーカーラップに入り、最終コーナーで逆転したクリストファーソンが優勝した。ジョーカーラップから戻ったハンセンは、最終ストレートで再びソルベルグとサイド・バイ・サイドに。この勝負は0.11秒差でハンセンが逃げ切り、PSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンの1-2フィニッシュを阻止した。
https://youtu.be/nUaznb-hBg4