ラリー北海道・全日本部門のJN4は、タイトル確定を目指す奴田原文雄(三菱ランサーエボリューションX)と、それを阻止せんとする勝田範彦、柳澤宏至(スバル・インプレッサ)が熾烈なバトルを展開している。
序盤首位に立っていた奴田原だが、2回目のループに入って柳澤が追い上げ、SS6で首位に浮上。しかし、依然として3人は僅差の戦い。この日最後のロングステージでは、29.11kmを走り切った末に奴田原と勝田がコンマ秒単位までまったくの同一タイム。SS9を終えた時点で、順位は勝田、柳澤、奴田原の順で並んでいるが、3名が7.6秒差にひしめいている。