VWがサルディニア戦を控えて行ったプレイベントテストを、モトGPでドゥカティ・コルセを駆るイタリア人ライダーのアンドレア・ドヴィジオーソが訪問した。
ガールフレンドのアレッサンドラ・ロッシさん、ドゥカティ・コルセのスポーティングディレクター、パオロ・チアバッティと共に訪れたドヴィジオーソは、セバスチャン・オジエと会談した後、コ・ドライバーのジュリアン・イングラシアの代わりにポロR WRCのコ・ドライバーシートへ。オルビア周辺のテストコースを実戦通りのスピードで疾走した。
モトGPでは現在選手権3位につけるドヴィジオーソは、この体験に感動し「これがどれだけ究極のことなのか、分からないだろうね。こんなナローな道をこれだけパワフルなマシンであんなスピードで走るなんて」とコメント。
「正直、こんなにエネルギーをもらったことはないし、本当に素晴らしい経験だった。モトGPと比較できるものではないね」
今回のドヴィジオーソを招待したのは、オジエのお返し。夫人のアンドレア・カイザーさんと共に、モトGムジェロ戦の一週間前にドゥカティのチーム陣営へ招待されていたのだという。
「僕はモトHPが大好きだし、本当に楽しかったよ」とオジエ。
「ライダーたちのスキルはいつもリスペクトしていたけど、ムジェロの後はさらにリスペクトするようになった。あの速さは見ているだけでも素晴らしいし、バイクに乗るのがどんな感じのものなのか、想像つかないよ。今回、ポロR WRCに同乗してもらったのは、アンドレアへの感謝の印。彼が喜んでくれて、僕もうれしいよ」