5月19-21日に開催された全日本ラリー選手権第4戦若狭ラリー2017 Supported by Sammyでは、2日間に渡り計4回走行したギャラリーステージ「SSS PlayPark」の合計タイムで「サミー賞」が争われ、各クラスのウイナーに金一封が授与された。
「SSS PlayPark」は、おおい町総合運動公園の園内路を使った1.03kmの特設ギャラリーステージ。集まった大勢のラリーファンを前に、賞金争奪戦が繰り広げられた。
JN6クラスは、このラリーを4位でフィニッシュした新井敏弘(スバルWRX STI)が、ギャラリー受けするドリフトと好タイムとを見事に両立する走りでサミー賞を獲得。貫禄を見せた。
JN5は小濱勇希(シトロエンDS3 R3-MAX)がサミー賞を獲得。JN4クラスはサミーカラーのトヨタ86を駆る山本悠太(トヨタ86)が、JN3クラスは天野智之(トヨタ・ヴィッツ)がサミー賞を獲得した。
また、JN2クラスは鈴木尚(スバルBRZ)が、JN1クラスは須藤浩志(スズキ・スイフトスポーツ)のスマッシュ勢がサミー賞を獲得。ふたりともラリーを優勝することは叶わなかったが、賞金が懸かったステージでの勝負強さが光る結果となった。
各クラス、サミー賞対象ステージの合計タイムは次のとおり。
JN6クラス
1.新井敏弘(スバルWRX STI) 3:15.0
2.奴田原文雄(三菱ランサーエボリューションX) +0.8
3.福永修(三菱ランサーエボリューションX) +2.4
JN5クラス
1.小濱勇希(シトロエンDS3 R3-MAX) 3:20.4
2.川名賢(シトロエンDS3 R3-MAX) +2.2
JN4クラス
1.山本悠太(トヨタ86) 3:26.0
2.曽根崇仁(トヨタ86) +1.0
3.山口清司(トヨタ86) +6.6
JN3クラス
1.天野智之(トヨタ・ヴィッツ) 3:35.5
2.内藤学武(マツダ・デミオ) +0.4
3.渡部哲成(マツダ・デミオ) +3.1
JN2クラス
1.鈴木尚(スバルBRZ) 3:27.1
2.猪股寿洋(トヨタ86) +1.5
3.加納武彦(スバルBRZ) +4.0
JN1クラス
1.須藤浩志(スズキ・スイフトスポーツ) 3:32.2
2.小川剛(ホンダ・フィット) +3.4
3.伊藤隆晃(日産ノートNISMO S) +4.0