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ラリー北海道:クスコレーシングがプレイベントテスト

 

 9月27日に開幕するラリー北海道に向けて24日、クスコレーシング陣営のドライバー、コ・ドライバーが早朝から北海道入り。そのまま道内帯広市の郊外でテストに臨んだ。

 テストには、APRC組の炭山裕矢、牟田周平、マイケル・ヤング、全日本組の柳澤宏至、三好秀昌が参加。晴天に恵まれ、ドライコンディションとなった往復約2kmほどのコースを、各車10本近くを順調に走り込んだ。

 APRCと全日本ラリーが併催する今イベントに、今年もクスコレーシングは大所帯で乗り込む。APRC陣では、アジアカップ王者の炭山が、初めてスバルインプレッサWRX STIで今イベントに臨む。先週末は、全日本ダートトライアル選手権のSCクラスで、自身12年ぶりとなるダートラチャンピオンに輝いた炭山だが、APRCアジアカップでは初戦マレーシアでリタイアを喫しており、タイトル連覇にはこの北海道での巻き返しが必須だ。
 
 一方、チームメイトの牟田周平は、そのマレーシアで海外ラリーデビューウィンを果たし、一躍注目の的に。昨年のラリー北海道もR4仕様のインプレッサで参戦し好タイムをマークしているだけに、活躍が期待される。さらに、2WDカップでは、マイケル・ヤングがトヨタ・ヴィッツRSで参戦す。昨年は陸別で壮絶なコースオフを喫したヤングだが、今回は新コ・ドライバーにマルコム・リードを迎え、心機一転、好リザルトを目指す。

 全日本勢では、選手権3位につける柳澤宏至が、2011年に果たした優勝の再現を狙い、タイトル争いへの望みをつなげたいところ。また昨年は、トヨタ86に初めての全日本クラス優勝を献上した三好秀昌が、再び86で激戦区のJN3に殴り込む。

 またクスコレーシングがプリペアし、APRCチームズカップにも登録する朝倉宏至、全日本のジュニアチームから参戦する村田康介は、共にプロトン・サトリアネオでエントリーしている。



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