5月28日(日)に行われた第101回インディアナポリス500(以下、インディ500)で、佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)が日本人では初となるインディ500制覇を成し遂げた。佐藤にとっては2013年のロングビーチから4年ぶり、オーバルでは自身初の優勝となった。
レースは残り5周、佐藤がエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)をパスしトップに立つと、その後はカストロネベスの追撃を振り切りトップでフィニッシュ。2010年の第94回大会から挑戦を続け、8回目のチャレンジでの栄冠となった。優勝した佐藤は17周トップで走行した分を含む賞金245万8129ドル(約2億7千万円)を手にした。佐藤琢磨
「本当にタフなレースでした。最後の5周、エリオは本当にフェアなレースをしてくれました。本当に素晴らしいレースでした。残り3周でエリオとサイドバイサイドになったときも、とにかく行くしかないと思っていました。まだ信じられないです。昨年までの4年間、私に素晴らしい経験を与えてくれたAJフォイトに感謝します。素晴らしい機会を与えてくれたマイケル・アンドレッティに感謝します。そして、26号車のチームクルー、エンジニア、ホンダ、パナソニック、とにかくみんなに感謝します。本当に凄いです。
アンドレッティという素晴らしいチームに、ただただ驚くばかりです。このチームを本当に誇りに思います。そして、ずっとサポートして下さったスポンサーのみなさん、信じて応援し続けてくれたファンの方々に本当に感謝します。この偉大な勝利を大変光栄に思います。本当にありがとうございました」