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【特別企画】モントレー2017 in 嬬恋のエントリーリスト発表、有力選手が勢ぞろい

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6月9日(金)〜11日(日)に群馬県嬬恋村で開催される、全日本ラリー選手権第5戦「モントレー2017 in 嬬恋」のエントリーリストが公開された。国際格式で開催される日本スーパーラリーシリーズ(JSR)に7台、全日本ラリー選手権に47台で、合計54台となっている。

日本スーパーラリー(JSR) エントリーリスト
全日本ラリー選手権(JRC) エントリーリスト

JSRは今季、ラリーオブ嬬恋(スノー)、モントレーin嬬恋(ターマック)、ラリー北海道(グラベル)の3戦で独自のシリーズチャンピオンが決定する2戦目。今大会のJSRとしてのエントリーは7台。4WDクラスは開幕戦嬬恋で優勝したクスコ・ヴィッツ4WDの炭山裕矢、地元嬬恋の黒岩満好(三菱ランサーエボリューションIX)、2016年の東日本チャンピオンの千明正信(スバルWRX STI)ら6台がエントリー。2WD部門は1台のみで、権田哲也がトヨタ・ヴィッツで参戦する。

今シーズンのJSRでは、全日本ラリーとJSRのダブルエントリーが認められているため、JN6クラスの竹内源樹(スバルWRX STI)、中平勝也(スバルWRX STI)はJSR 4WDクラスとして、JN5クラスの鷹野健太郎(MINIクーパーS)と柳澤宏至(プジョー208 R2)、JN3クラスの唐釜真一郎(マツダ・デミオ)、JN2クラスの猪股寿洋(トヨタ86)、JN1クラスの伊藤隆晃(日産ノートNISMO S)はJSR 2WDクラスとして、JSRのポイント争いにも加わることになる。

一方、全日本ラリーは全9戦のうち折り返しの第5戦。第2戦唐津から続くターマック4連戦の締めくくりでもあり、このあとの第6戦洞爺と第7戦北海道はポイント係数が高いグラベルラウンドとなることから、モントレーでの戦績は選手権を戦ううえで大きな意味をもつ。

JN6クラスは、ここまで勝田範彦(スバルWRX STI)が2勝、奴田原文雄(三菱ランサーエボリューションX)が1勝、福永修(三菱ランサーエボリューションX)が1勝しており、ランキングトップの奴田原と2位の勝田の差はわずか1ポイント。しかし、モントレーは2年連続で地元の新井敏弘(スバルWRX STI)が制しているゲンのいいイベント。ここで巻き返しを狙いたいところだ。徐々に順位を上げてきている村瀬太(三菱ランサーエボリューションX)、復帰2戦目となる鎌田卓麻(スバルWRX STI)、久万高原で3位入賞を果たした徳尾慶太郎(三菱ランサーエボリューションX)らにも注目が集まる。

JN5クラスはDS3 R3-MAXの小濱勇希、川名賢に対して、昨年ウイナーの眞貝知志(アバルト500ラリーR3T)、さらに2016年チャンピオンの柳澤宏至(プジョー208 R2)がともにラリーRR車両でスポット参戦。大橋逸夫もMINI JCWで今季初参戦し、竹岡圭もアバルトで唐津以来の参戦、若狭に続いて鷹野健太郎もMINIでの参戦となり、熱いバトルが期待される。

JN4クラスは、目下3連勝中の曽根崇仁に、山本悠太、山口清司、石川昌平らトヨタ86勢と、ホンダ・シビックタイプRの香川秀樹が挑む構図。マイナーチェンジした86は曽根と山本のみだが、その実力は?

JN3クラスの注目は、モントレーを得意とする内藤学武(マツダ・デミオ)が全勝中の天野智之(トヨタ・ヴィッツ)にどこまで迫れるか。CVTヴィッツの熟成が進む大倉聡にも注目だ。開幕戦嬬恋で惜しくも表彰台を逃した渡部哲成と唐釜真一郎のエムスポーツ・デミオコンビの走りにも期待したい。

JN2クラスは、86の明治慎太郎とBRZの鈴木尚というふたりのチャンピオンと、開幕戦を制した猪股寿洋(トヨタ86)、第4戦を制した戸塚和幸(スバルBRZ)も含め、5戦目で勝つのは誰か。

JN1クラスは、古川寛、須藤浩志のスマッシュ&スイフトスポーツコンビが頭ひとつ抜きん出た印象だが、古川は前戦若狭での序盤のスピンがあっただけに今回は気合が入る。三苫和義と小川剛のホンダ・フィット組、日産ノートNISMO Sの伊藤隆晃といった常連組も優勝を奪えるか。実力伯仲の勝負が見られそうだ。

モントレー2017 in 嬬恋 大会公式サイト



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