ルネサンス文化の中心地として知られるイタリアのフィレンツェが、地元出身の若手で昨年のイタリアグラベルラリー選手権のチャンピオン、トマーゾ・チウッフィのラリー参戦プログラムを支援することを発表。フィレンツェの名所、ベッキオ宮殿前のシニョリーア広場で、マシンとともにチウッフィが登場した。
チウッフィはプジョー208 R2で、WRCサルディニア、フィンランド、スペイン、ラリーGBに参戦するほか、28歳以下のドライバーを対象としたフランスの208ラリーカップにも挑む。6月9−11日に開催されるWRCイタリア戦は例年、イタリア人の注目選手が少ないが、今年はファビオ・アンドルフィがヒュンダイi20 R5で参戦することが決まっている。その他、選手権登録ドライバーとしてのエントリーは、同じくプジョー208R2で参戦するエンリコ・ブラッゾリのみだ。
(Martin Holmes)