スバル・ラリーチームUSA、グローバルラリークロスチャレンジ(GRC)組も今週は、コネチカット州トンプソンで第3戦、第4戦と今季最初のダブルヘッダーラウンドを迎える。
チーム運営を担うバーモント・スポーツカーの拠点から4時間と、地元といっていいイベント。GRCとしては初めて、常設のオーバルとロードコースの要素を組み合わせたコースとなっているが、ダートセクションは今季ここまででもっとも多い35.4%を占める。週末は雨や雷も予想されており、ウエット路面の可能性も高い。
前戦のルイビル戦からわずか1週間。チームはこの週末にARA戦も重なっているため、準備に忙殺される日々を過ごしてきた。
#55スバルWRX STIを駆るクリス・アトキンソンは「ルイビルでは、チームが注いできた努力が速いマシンを作り出したことを見せることができた。最高だよ」とコメント。
「次はバーモント・スポーツカーのホームイベントであるトンプソン戦。スバルの人気も高いエリアなので、ファンやチームのために持ち前のペースを現実のリザルトにつなげていきたい。ファイナルでは、本気の戦いを見せる」
チームメイトのパトリック・サンデルが駆るのは#18スバルWRX STI。
「今週行ったシェイクダウンはとてもいい内容で、前戦で発生したサスペンションのトラブルも解決することができた」と手応えを見せる。
「トンプソンのコースはとてもよさそうだし、ジョーカーラップが短く、書類上ではここまでで最もいいコース。自分はダートが好きなので、ダートが多いというところもいいね! この週末のレースを、超楽しみにしているよ」
イベントは6月3日に第3戦、4日に第4戦が行われる。