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WRCオーストラリア3日目:オジエ独走、ミークが脱落

 

WRC第10戦オーストラリアは競技3日目を終えて、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエがリードを広げている。競技3日目はイベント最長となる49.90kmのステージを含む全6SS、うち2SSはスーパーSSという構成。

オープニングとなったSS11のロングステージは好調を維持するオジエがライバルたちを7秒以上引き離し首位を堅持。前日総合4番手に落ちてしまったシトロエンのクリス・ミークは前を行くティエリー・ヌービル(フォード)を捉えようとしたものの失敗、その差は2.7秒と広がってしまった。ミークは続くSS12でもヌービルを捉えることはできなかった。

ミークは「プレッシャーはない」と語っていたものの、午後のリピートステージとなった49.9kmのSS13で横転。「コーナーの進入で膨らみすぎた」と、マシンに大きなダメージを負ってこの日の競技から離脱することとなった。これでヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン)が総合4番手に浮上、続くSS14ではアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン)がマッズ・オストベルグ(フォード)をかわして総合5番手に入ってきた。

スーパーSSでの順位変動はなし。首位を快走するオジエはこの日の全SSでトップタイムをたたき出し、総合2番手のヒルボネンとの差を45.9秒に広げた。初のタイトル獲得に向けて、大きな余裕を持って最終日を迎えることとなる。

【SS16後暫定総合順位】
1:S.オジエ(フォルクスワーゲン) 2:14:53.9
2:M.ヒルボネン(シトロエン) +45.9
3:T.ヌービル(フォード) +1:11.4
4:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン) +1:47.6
5:A.ミケルセン(フォルクスワーゲン) +2:10.8
6:M.オストベルグ(フォード) +2:13.3



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