ペター・ソルベルグを父に持つオリバー・ソルベルグが、6月10日にスウェーデン国内で行われたラリークロスイベント、ラリークロス・ノルディックシリーズ第2戦アルビカ戦に参戦。初めて、ラリークロスの最高峰カテゴリー、スーパーカー部門に挑戦し、優勝を飾った。
オリバーは現在15歳。シトロエンDS3で予選からトップレベルの走りを見せると、ファイナルではスタートから圧倒的な強さを見せ、雨の中で観戦するスペクテイターを大いに盛り上げながら、優勝を決めた。
「セミファイナルでのグリップがすごくよくなっていたので、ファイナルはかなり驚いた。でも、しっかり調整してドライビングができた」とオリバー。
この様子には、会場に帯同した父ペターも感激。「今日、僕は世界で最も誇らしい父親だ!」とペターは涙を見せた。
「息子のオリバーが、 スーパーカー部門で初めて勝ったんだ。まだ2戦目だよ」
「雨の中でのレースは初めてだった。レース前から注目されていたが、しっかり決めてきた。人生の中でも、最高の思い出になるよ」
ラリークロス・ノルディック アルビカ戦ファイナル結果
1 O.ソルベルグ(シトロエンDS3)
2 T.ブラインテッソン(フォード・フィエスタST)
3 M.オーマン(フォード・フィエスタST)
4 O.フロシャー(フォード・フィエスタST)
5 A.ハバール(フォルクスワーゲン・ポロ)
6 C.ダルマンス(フォルクスワーゲン・ポロ)