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WRCオーストラリア:初日はミケルセンがトップ

 

WRC第10戦オーストラリアは初日の2SSを終えて、フォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセンがトップに立っている。

初日の舞台となったのは、コフスハーバーの街中にあるブレルズフォード・パークと市街地を組み合わせた1.6kmのスペシャルステージ。ジャンプ台なども設置されたギャラリーステージとなっている。

このSS1でトップタイムを刻んだのは、フォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセン。僅差で予選トップのクリス・ミーク(シトロエン)が続き、以下ヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン)、ティエリー・ヌービル(フォード)、セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン)、ミッコ・ヒルボネン(シトロエン)が名を連ねる。短いステージのため、ヒルボネンまでで1.7秒の間にひしめいている。

同じステージの再走となるSS2、今度はオジエがトップを取り返す。しかしミケルセンとミークもオジエに0.1秒差で食いつく同タイムをたたき出し、上位を堅持。またSS4番手となるヒルボネンとラトバラも同タイムでのフィニッシュとなった。

金曜日からはコフスハーバー南部で本格的なグラベルステージがスタートする。チャンピオン獲得に向けてオジエが激走するのか、それとも前戦ドイツで速さを見せたヌービルがそれを阻止するのか、あるいはコ・ドライバーをポール・ネイグルに変更したミケルセンがリードを続けるのか。今後の展開から目が離せない。

【SS2後暫定総合順位】
1:A.ミケルセン(フォルクスワーゲン) 2:45.3
2:K.ミーク(シトロエン) +0.9
3:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン) +1.4
4:S.オジエ(フォルクスワーゲン) +1.5
5:M.ヒルボネン(シトロエン) +1.9
6:T.ヌービル(フォード) +2.7



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