6月10日(土)、日本スーパーラリーシリーズ(JSR)第2戦/全日本ラリー選手権第5戦「モントレー2017 in 嬬恋」は、初日午前中に設定された最初の4SSを終えて、JSRに出場する炭山裕矢/保井隆宏組(トヨタ・ヴィッツ4WD)が、全日本勢を凌ぐタイムで首位に立った。全日本ラリー選手権JN6クラスの首位は新井敏弘/田中直哉組(スバルWRX STI)。新井から5.1秒差の2番手には奴田原文雄/佐藤忠宜組(三菱ランサーエボリューションX)がつけている。
各クラス上位選手のコメントは次のとおり。
JSR部門 首位
炭山裕矢
「1本目は様子見で行きましたが、2本目以降はそれなりに頑張って走れました。ステージはドライで問題なかったです。峰の原のステージは10km以上あるので、どうなるのか気になります。なんとかこのまま天気がもってもらって、楽しく走りたいですね」
JN6クラス 首位
新井敏弘
「セッティングを変えたのが良かったのかな。特に無理はせず冷静に走ったのですが、タイムが出ている。いつもだと大きく離されているから、セッティングが合っているんだと思います。調子のいい時はそのようなものなんでしょうね。悪い時は何をやってもダメなので(笑)」
JN6クラス 2番手
奴田原文雄
「順調に走れました。SS1はハーフスピンをしてしまったのですが、危なかったけれど問題はありません。いまのところ路面はドライですが、アウト側に落ち葉があるので、外に行くと危ないですね。午後もこの調子をキープしたいと思います」
JN6クラス 3番手
鎌田卓麻
「上位2台が速いですね。午後に向けては245サイズがあるので、タイヤを変えてみたいと思います」
JN5クラス 首位
川名 賢
「調子良く走れていると思います。もう少し自分としては、上手く走りたいですね。午後も調子を落とさずに、もう少しタイムを上げて行きたいですね。このクルマのポテンシャルはもっとありますし、どんどんアップデートされているので」
JN5クラス 4位
柳澤宏至
「やはり上り中心ですし、ドライになるときついですね。天候が変わる可能性もあるし、自分のベストを尽くします。マシンはまったく問題ないです」
JN4クラス 首位
山本悠太
「今のところ調子良く走れていました。曽根選手をリードできていますが、いつもここから差をつけられているので、午後も気を抜かず頑張りたいです」
JN3クラス 首位
天野智之
「パワーが出ませんね。小排気量に高地はきついです。しかも気圧も下がっているので……。JN1の1600ccにも負けてしまっています。それでもクラスではトップにいるので問題はありませんが、走っていてフラストレーションは溜まりますね。午後は天気が崩れる可能性があるので、タイヤ選択に悩んでいます」
JN2クラス 首位
明治慎太郎
「SS1とSS2があまり良くありませんでした。ちょっと気合いが足りなかったように思います。ハイスピードステージなので、気合いをしっかり入れて走らないとタイムが出ないので(笑)」
JN1クラス 首位
須藤浩志
「なんとかここまでは走りきることができました。僅差なので、シビアな戦いになっていますね。何km走っても、コンマ差しかつかないのできついです」