「プレイドライブYHノートNISMO S」は、6月8日(木)~11日(日)に群馬県嬬恋村周辺で開催された2017年全日本ラリー選手権第5戦「モントレー2017 in 嬬恋」に参戦し、3位と同タイムながら選手権規定によりクラス4位となった。
第5戦モントレーは高度1000~1500m付近の山岳地帯を舞台とし、高地特有の変わりやすい天候が特徴となるターマックラリー。10日(土)朝、パルコールつま恋ラリーパークをスタートした伊藤隆晃/大高徹也組は、SS1でクラス3番手タイムを記録すると、SS2以降も安定して2~4番手タイムをマークし、初日をトップから18.4秒差の4番手で終えた。
上位4台による激しい表彰台争いとなった2日目、伊藤/大高組は3度のトップタイムを含む好タイムを並べて健闘し、クラス3番手と同タイムでフィニッシュしたものの、SS1のタイムの速い方が上位となる選手権規定により、惜しくもクラス4位となった。
ドライバー伊藤隆晃
「クルマのセッティングがだいぶ進み、ロングコーナーでも思ったように動いてくれるようになってきました。高速ステージでは、ノートNISMO Sにアドバンテージがあるのですが、まだまだドライバーがそのアドバンテージを活かし切れていないので、そこが今後の課題ですね。2日目の午後はかなりアタックしたのですが、残念ながらライバルを逆転することはできませんでした。このあとはグラベルラリーをスキップして、次の参戦は10月のハイランドマスターズです。残り2戦となりますが、表彰台そしてクラス優勝を目指して頑張ります」
JN1クラス リザルト
1 須藤浩志/新井正和 スズキ・スイフトスポーツ 54:25.1
2 小川剛/佐々木裕一 ホンダ・フィットRS +3.4
3 古川寛/遠藤彰 スズキ・スイフトスポーツ +8.7
4 伊藤隆晃/大高徹也 プレイドライブYHノートNISMO S +8.7
5 三苫和義/小林剛 ホンダ・フィットRS +3:19.2
プレイドライブ・ラリーチームの次戦は、10月13~15日に岐阜県高山市で開催される全日本ラリー選手権第8戦「第45回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2017」となる。