FIAは、今年の9月30日‐10月1日に、FIAインターナショナルドリフトカップを東京のお台場で開催することを発表した。FIAタイトルが懸かるドリフト競技の国際大会が開催されるのは、これが初めて。
プロモーターを務めるのは、現在日本でD1グランプリを主催しているサンプロス。FIAは2016年の7月に、インターナショナルドリフトカップのプロモーターを公募しており、イベントへのコミットメントや競技運営、ドリフト競技を今後も発展させていくなどの判断基準を考慮したという。
FIA総裁のジャン・トッドは「FIAにとって、非常に重要なカテゴリーが始まる。世界中でモータースポーツを発展させ続けている中、ドリフトは若者に向けてのアピール力があり、非常に情熱に満ちた骨幹を持っている」とコメント。
「FIAインターナショナル・ドリフトカップを創設することになり、標準的なフォーマットの枠組を作っているところだ。これにより、ドリフトを草の根カテゴリーから、国際的によりプロフェッショナルな競技に引き上げることを目指していく。モータースポーツとして、大きな成功を収めると確信出来るような基準を作り上げていく」
FIAが公開した動画では、ドリフトが日本発祥の文化として紹介されるとともに、土屋圭市や高橋国光がテロップ入りで登場。スバルWRX STIで箱根ターンパイクを走行する新井敏弘のシーンもある。