ERC第8戦ラリーズリン(ターマック)は8月30日、チェコ南東部にある産業都市、ズリンで開幕した。
同日夜に市内の公道を使って行われたSS1(9.36km)では、シュコダの母国戦で気合いが入る選手権リーダーのヤン・コペッキー(シュコダ・ファビアS2000)が首位に立った。2位には、地元強豪のバクラブ・ペック(MINIジョン・クーパー・ワークスS2000)が続いた。
一方、今季ERC2戦目を迎えた新井敏弘(スバル・インプレッサWRX STI R4)は、「何かがおかしい。パワーが出ない」と苦戦。トップから38.5秒の大量ロスを喫しての22位と出遅れた。ERCの公式メディアは、「燃料が足りないような音がする」と伝えている。
デイ2が4本のステージを、順番を変えながらループする8SS・121.56kmが設定されている。