WRCサルディーニャ戦にマッズ・オストベルグ、クリス・ミーク、ハリ・アル‐カシミ、3台のDS 3 WRCで臨むシトロエン。オストベルグは2014年に2位に食い込んでいるほか、ポルトガル前には大改良を施したDS 3 WRCにスイッチしており、サルディニアの過酷なグラベルでも大きなアドバンテージなるのではと見ている。
選手権争いでは現在3位につけているオストベルグは「サルディーニャは、僕が一番知っているラリーのひとつ。過去にも好成績を残している」と相性の良さを強調する。
「メキシコやアルゼンチンのようなリザルトを残したいし、ラリーを通してトップ争いに食い込んでいきたい」
一方、アルゼンチンで自身初勝利を挙げて波に乗るミークは「今年は、コースがかなり変更されている」と、自分にとって後押しになるポイントを挙げる。
「サルディーニャは比較的慣れているラリーだが、多くのステージが新しくなるのは、みんなが新しいノートを作るところから始めるということ。ここの道はナローで石が散乱していたり岩が露出していたりするから、正確なノートコールが欠かせない。メキシコ以来、上位争いできる力を発揮できているので、ポディウムを狙いたいね」