スバル・ラリーチームUSAは、7月8‐9日に米国ニューハンプシャー州ゴルハムで開催されるマウント・ワシントン・ヒルクライムに参戦する。ドライバーはデビッド・ヒギンズとトラビス・パストラーナが務める。
マウント・ワシントン・ヒルクライムは、初開催が1904年と、インディ500やパイクスピーク・ヒルクライムよりも古い、米国の最古参モータースポーツイベント。チームの同イベントへの参戦は2014年以来だが、この年はヒギンズが6:09.9とコースレコードを更新している。
ヒギンズとパストラーナがドライブするのは、バーモント・スポーツカーがヒルクライム仕様にプリペアするスバルWRX STIで、アンリミテッドクラスにエントリーする。グローバルラリークロス(GRC)で使用している600馬力を発生する2リッターのボクサーエンジンを搭載する。ヒギンズとパストラーナが今季挑んでいる米国ラリーアソシエイション(ARA)で使用しているWRX STIよりも、300馬力近くもパワフルだという。また、6分を切るタイムを目指すために、大幅に軽量化も施したという。