米国拠点のグローバルラリークロスチャレンジ(GRC)への参戦を続けるスバルラリーチームUSAは今週末、GRC初開催となるインディアナポリス戦に挑む。
インディアナポリスは、モータースポーツ関連会社が約1400社集まる、世界でも屈指のレーシング・タウン。GRC戦が開催されるルーカスオイル・レースウェイから1時間ほどの距離にも、スバルの米国工場、スバル・オブ・インディアナ・オートモティブ(SIA)があり、WRX、レガシィ、アウトバックの製産が行われている。
GRCは、このインディアナポリスが第7戦となり、ここからシーズン後半戦を迎える。
前戦オタワのファイナルで転倒を喫したクリス・アトキンソンは、「インディアナポリスでの次戦を楽しみにしている。他とはかなり違った、独特のコースなので、早く対応したチームやドライバーがいい結果を得るだろう」と気合いを見せる。
「オタワでクラッシュして以来、55号車の修復に励んでくれたスタッフには、感謝しきれない。先週は手短に走行を行ったが、以前よりもフィーリングがよくなっているよ!」
一方、パトリック・サンデルはシーズンが後半戦に突入することに「オタワ以来の実戦を心待ちにしてきた」と興奮を隠しきれない。
「オタワではいい速さを見せられたし、ここからは全てを噛み合わせる時だ。速いコースのようなので、2台が揃っていい形でフィニッシュできるよう、必死で戦っていく。GRCが、インディアナポリスのような独特のモータースポーツの街で開催されるのは、とてもワクワクする。スバルの工場も近いので自分たちにとっても、特別なイベント。スバルファンも、たくさん集まってくれるといいね」