シルクウェイラリー:昨年覇者のデプレが初ステージウイン – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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シルクウェイラリー:昨年覇者のデプレが初ステージウイン

©PEUGEOT

シルクウェイラリーは7月12日、ステージ5となるアスタナ‐セメイ間の849.54kmを走行。うち、セレクティブセクションは484.47kmだった。この日は、昨年覇者のシリル・デプレが今大会初めてとなるステージ勝利を獲得。プジョー勢はこれで、開幕から5日連続でトップタイムを連発している。
「モスクワを出発して5日が経過したが、今日は初めて何のトラブルもなく本当にいい一日になったと思う」と満足を見せるデプレ。
「泥も雨もなくなった。素晴らしい日だった。草がとても高く先の道があまり見えないので、デビッド(カステラ)はとてもいい仕事をしてくれた。今大会、初めてのステージ勝利だ。大幅にタイムを詰めることができたし、ここから毎日、このような感じになって欲しいね」

カザフスタンの草原に広がる壮大な景観の中を走るこの日のコースは、草が高く生い茂りナビゲーションがトリッキーなルート。総合首位で先頭スタートのセバスチャン・ローブは正しい方向を見つけるために時間をロスし、この日はデプレに17分遅れの5番手タイムとなったが、総合でのトップは維持している。

一方、前日転倒したステファン・ペテランセルのプジョー3008DKRを修復するために、チーム・プジョー・トタルのメカニックたちは8時間に渡る作業を経て、この日ペテランセルをスタートさせた。しかし、フィニッシュまで100kmという付近で右フロントのショックアブソーバーを破損。この日は15番手タイムに終わり、遅れはさらに拡大してしまった。

PEUGEOT

X-raidのブライス・メンジースはこの日、デプレに14分遅れの6番手タイムにだったが、33分遅れの16番手タイムに終わったクリスチャン・ランビエールをかわして総合3位に浮上している。

X-raid

13日は、セメイ‐ウルザール間の597.13kmを走行。うち、セレクティブセクションは387.86kmとなっている。危険要素が多く、オフロードセクションは要警戒エリアだ。

シルクウェイラリー 暫定結果(ステージ5終了時点)
1 S.ローブ(プジョー3008DKR Maxi) 13:43:50
2 C.デプレ(プジョー3008DKR) +50:16
3 B.メンジース(MINIジョン・クーパー・ワークス・ラリー) +1:15:30
4 C.ラビエール(バイクモーターBJ40L) +1:28:30
5 W.ハン(ジーリーSMGバギー) +1:30:56

13 S.ペテランセル(プジョー3008DKR) +3:38:50



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