FIAは、ラリーフィンランドのデイ1が行われた8月1日、ピレリが来季、WRCに復帰することを発表した。
ピレリは現在、シングルタイヤとしてF1に供給しているが、来季はミシュラン、DMACK、ハンコックと共にWRCにもタイヤを供給する。
ピレリは、F1活動に専念するために2010年いっぱいでWRCへの供給を止めたが、それまでの3年間は、コントロールタイヤのサプライヤーを務めていたほか、2011、2012年は、WRCアカデミーにもタイヤを供給していた。
「来季は4メーカーのタイヤで争えることをとても喜んでいる」と語るのは、FIAのラリーディレクター、ヤルモ・マホネン。
「WRCにピレリが戻ってくることは、とても明るいニュースだし、4つのタイヤブランドがシリーズに関わることで、コンペティターには選択肢が増え、より戦いの幅が広がる基盤となるだろう」