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ERCポーランド:戦線復帰のルキヤナク、WRC準備参戦のオストベルグ、86 CS-R3のロセッティら強豪勢が激突

©ERC

FIAヨーロッパラリー選手権(ERC)の第5戦ラリージェシェフ(ターマック)は、8月3‐5日にポーランド南東部のジェシェフで開催される。

全8戦が予定されている今季のERCもここから後半戦に突入。今戦では選手権リーダーのブルーノ・マガリエス、カエタン・カエタノビッチに加え、テストでの負傷で欠場が続いていたアレクセイ・ルキヤナクが戦線復帰する。

ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI

さらには、WRCドイツ、スペインと舗装戦を控えるマッズ・オストベルグ、ラリージェシェフで4回優勝経験を持つブライアン・ブフィエがエントリーしてくるなど、激しい総合優勝争いとなることが予想される。また、ルカ・ロセッティは、TMGからトヨタGT86 CS-R3で登場する。

ERC / Jorge Cunha / DPPI

一方、ERCジュニアのアンダー28では、マリヤン・グリエベルとペペ・ロペスがわずか3ポイント差と激しいタイトル争いを展開中。この部門のシリーズウイナーには、WRCのヨーロッパ戦にWRカーで参戦するチャンスが与えられる。グリエベルとロペスは、いずれもポーランド戦に初参戦。フランスのターマックチャンピオン、シルバイン・ミシェルや、アイルランドのトップラリースト、ジョシュ・モファット、ポーランドの新星、トマス・カスペルチェクらとの争いが注目される。

ラリージェシェフには、全11SS、214.63kmが設定される。ポーランド南東部のカルパチア山脈を走るナローでワインディングな舗装路には、急な上りやトリッキーな下りが潜んでいる。イベントは8月3日に予選を行った後、4日は2SSを2ループし、ジェシェフの市街地を走る計5SSの設定。最終日の5日は、3SSを2ループする6SSで構成されている。



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