ヒュンダイ・モータースポーツは、2013年のテストドライバーとして、フィンランドのユホ・ハンニネンを起用すると発表した。
ヒュンダイ・モータースポーツは今年のはじめから、あらゆるレベルの専門家をドイツのアルツェナウ内の施設に集め、まったくゼロから新しいチーム、そして新しいマシンi20 WRCを開発していた。
テストドライバーは短期間で競争力と信頼性の高いラリーカーを開発するために、必要なスキルと経験を持つ人物が求められる。1981年生まれのハンニネンは、2010年にIRCチャンピオン、2011年にSWRCチャンピオンに輝いている。
「私はヒュンダイのテストプログラムの一部に関わることができて非常にうれしい。マニュファクチャラーの近くで仕事ができ、この偉大なチャレンジに私が貢献できるなんて素晴らしいチャンスだ」とハンニネン。
「i20 WRCの第一印象は非常にポジティブだった。私は信じられないほど短期間のこれまでのチームの働きに感銘を受けた。これからの6カ月間、チームのみんなと一緒に仕事ができることを楽しみにしているよ」
一方、ヒュンダイ・モータースポーツのチーム代表であるミシェル・ナンダンも「私たちは2013年のテストプログラムのために、ユホが来るのを心待ちにしている。彼の経験とこれまでの経歴が、プロジェクトに貢献すると確信しているよ」と語った。
なお、もうひとりのテストドライバーは年末にも発表される予定だ。