8月1日から開催されるラリーフィンランドに、今季最大の101台がエントリー。WRC、WRC2、WRC3、JWRCとサブカテゴリーもすべて開催される。注目のR5マシンも初お目見えとなる。
トップカテゴリーのワールドラリーカー勢は、パーマネントのワークスチームに加えてスポット参戦が増加している。先日ヒュンダイのテストドライバーに抜擢されたばかりのフィンランド出身のユホ・ハンニネンは、フォード・フィエスタRS WRCで参戦。同じくフィンランドのヤルコ・ニカラとリク・ターコは、すでにマニュファクチャラーチームとしては撤退したMINI JCW WRCをドライブする予定だ。さらに、クリス・ミークがシトロエンDS3 WRCで久々にシトロエンのマシンを駆る。
WRC2は今季最大の21台が集まった。目下2連勝中のロバート・クビカ、元フィンランドチャンピオンのエサペッカ・ラッピといった優勝候補に加え、ユハ・サロ、ヤリ・ケトマーらの地元勢が集結。
また、いよいよWRCにフォード・フィエスタR5が初登場。R5のデビュー戦には、アイビン・ブリニルドセン、エルフィン・エバンス、ロバート・バラブル、カール・クルーダ、そしてケトマーの5台がエントリー。これ以外に、スバル/三菱のグループN車両もやってくる。
そして、WRC3にはセバスチャン・シャルドネ、クエンティン・ギルバート、ブライアン・ブフィエなど11台がエントリー。JWRCにも10台が集まっている。
なお、Facebookでフィンランド復帰をほのめかす発言をしていたトミ・マキネンの名前はエントリーリストには見当たらない。過去にユハ・カンクネンなどが復帰した経過もあり、オフィシャルカーやエキシビジョンなど、なんらかのかたちで姿を表すのかも気になるところだ。