WRCのオフィシャルパートナーを務めるDJIは、ドイツ・ベルリンで開催中の「IFA 2017」において、2種類のドローンのニューモデルを発表した。
「Phantom 4 Pro Obsidian」は、1インチCMOSセンサーを搭載し、4K60fpsの撮影が可能なドローンPhantomシリーズの旗艦モデル。新モデルは滑らかなマットグレーのオブシディアンカラー(黒曜石色)のマグネシウム製ボディとなり、防指紋効果を施したジンバルなどを搭載する。価格はPhantom 4 Pro Obsidianが20万4000円(税込)、送信機にモニターが付いたPhantom 4 Pro+ Obsidianが23万9000円(税込)。
「Mavic Pro Platinum」は4K撮影、最大4kmまでの伝送距離、最大15m先まで障害物を検知できる「FlightAutonomy」技術などを採用した、折りたたみ可能なコンパクトドローン。電子速度コントローラー(ESC)や新設計のプロペラにより、従来モデルよりも飛行時間が11%増加し最大30分間に伸びた。ボディはプラチナカラーとなっている。価格は14万4800円(税込)、予備バッテリーや専用バッグが付属するMavic Pro Platinum Fly Moreコンボが18万4800円(税込)
また、手のひらジェスチャーのみで飛行可能なミニドローン「DJI SPARK」には、魚眼レンズ風のパノラマ撮影が可能な「Sphere mode」を追加する。近日公開の「DJI GO 4」アプリとSparkのファームウェア更新により実装される予定だ。