シュコダ・モータースポーツは、才能ある若手ドライバーを発掘するプログラム、ヤングドライバーズプログラムを開始すると発表した。まずはフィンランド出身の20歳、ユーソ・ノルドグレンを起用し、シュコダ・ファビアR5でWRCスペイン(10月5‐8日)のWRC2部門に参戦させる。コ・ドライバーはタピオ・スオミネン。
「早々にWRC2タイトルが確定したことで、ここから才能ある若手ドライバーに視点を移す。このヤングドライバーズプログラムは、ラリーカタルニアからスタートし、ユーソ・ノルドグレンのような期待の持てる新しい才能を試していくことを継続する。彼は興味深いポテンシャルを秘めた若手ドライバーとして、我々が魅力を感じた」とシュコダ・モータースポーツのボス、ミハエル・ハラバネク。
ノルドグレンは、ヘルシンキの北西部、カルッキラ村の出身で、マルク・アレンも同郷。2015年にはフィンランドのジュニアチャンピオンとなり「2016年フューチャーラリースター・オブ・フィンランド」の称号を受けた。今年のラリーフィンランドでは、ファビアR5でプライベート参戦し、部門ベストタイムを4度たたき出している。
「自分のことを見いだして、素晴らしい機会を与えてくれたシュコダにとても感謝している」と語るノルドグレンは、WRCカタルニアでは、ヤン・コペッキーとともにシュコダのワークスチームの一員として参戦する。