WRCスペインのラインナップとともに、アンドレアス・ミケルセンを放出したことを発表したシトロエン・レーシング。フランスの新聞、レキップ紙は電子版に、チーム代表のイブ・マトンが背景を説明するツイートを個人的に行なったことを掲載した。記事には「我々の大本命はオジエ」と見出しがつけられ、「シトロエンがアンドレアスをあきらめたから、彼はヒュンダイと契約することができた」とのマトンによる説明を伝えている。
マトンのつぶやきによれば、社の目指すものがセバスチャン・オジエとの契約であることは「明白」だという。予算に限界があるため、今後、このためのチャンスの妨げになることはしたくなかったということのようだ。
さらに「オジエが理想的な選択肢であることは明らか。そのために我々は現状、彼との交渉を優先かつ集中して行なっている」とも付け加えた。
マトンは、2018年のラインナップとしてミケルセンを選ぶシナリオが選択肢のひとつだったことは認めたが「現状の我々にとっては、それは正しいシナリオではなかった」
また、セバスチャン・ローブが復帰する可能性については、最終的な判断ができるとすれば、ローブがグラベルのテストを行なってからだとしている。
(Martin Holmes)