ヒュンダイ・モータースポーツは、今季WRC第12戦ラリーGBに、新加入のアンドレアス・ミケルセンに、レギュラードライバーのティエリー・ヌービル、ヘイデン・パッドン、ダニ・ソルドの3人全員を加えたラインナップで、i20 クーペWRCを4台投入する体制でエントリーすることを発表した。コンペティティブなラインナップで、ドライバーズ、マニュファクチャラーズの両選手権でのタイトルチャンスを維持することを狙ったものとしている。
ヌービルは、昨年のラリーGBでポディウムに上がっているほか、ミケルセンもトップ3フィニッシュの経験者。ソルドもウェールズでは2回、表彰台に上がっている。一方、今週末開催のスペイン戦の欠場が決まっているパッドンは、GBから参戦復帰。得意の路面で、リズムを取り戻すことを目指す。
なお、最終戦オーストラリアのラインナップについては、今後発表するとのことだ。
チーム代表のミシェル・ナンダンは「ラリーGBで4台を走らせたいと、ずっと願っていた。このコンペティティブなラインナップで、両タイトルの望みをつなげられると確信している」とコメントした。