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ERCラトビア:ERCデビューのロバンペラ、シェイクダウンでトップタイム

©ERC / Thomas Fenetre / DPPI

ERC最終戦ラリーリエパヤ(グラベル、ラトビア)は10月6日、3.02kmのステージで予選が行われ、10月1日に17歳の誕生日を迎えたばかりで、これがERCデビュー戦となるカッレ・ロバンペラ(フォード・フィエスタR5)がトップタイムをマークした。1.2秒差の2番手タイムを刻んだのは、ERCジュニア・アンダー28に参戦するニコライ・グライジン(シュコダ・ファビアR5)だった。ふたりは今季のはじめにラトビア国内戦で接戦を展開しており、両者の対決にも注目が集まる。

ERC / Gregory Lenormand / DPPI

「かなりいいタイムなので、順調だよ」とロバンペラ。
「自分の目標は、マシンを理解すること。新しいマシンなので、やらなくてはならないことがたくさんあるし、新しいセットアップを試している。このラリーでは背負うものはないので、マシンと自分自身のことに専念できる」

選手権リーダーのカエタン・カエタノビッチ(フィエスタR5)は4番手タイム。24ポイント差の選手権2番手で追うブルーノ・マガリエスは、ラトビア初参戦。このシェイクダウンでは、9番手タイムだった。

ERC / Gregory Lenormand / DPPI

世界ラリークロス選手権に参戦中のレイニス・ニッティスが三菱ランサーエボリューションIXで登場し、13番手タイムをマークした。ドライバーはこの後、競技初日の走行順選択セレモニーに参加。最初に選択権を得たロバンペラは、6番手を選択した。カエタノビッチは5番手、マガリエスは10番手。ルキヤナクとグライジンは3番手、4番手を選んでいる。

ERC / Gregory Lenormand / DPPI

競技初日は、午前に3SS、うち2本を午後に再走。さらにリエパヤの市街地に設定される1.69kmのステージを2回走行する計7SS、69.25kmが設定されている。

ERCリエパヤ シェイクダウン結果
1 K.ロバンペラ(フォード・フィエスタR5) 1:32.327
2 N.グライジン(シュコダ・ファビアR5) +1.200
3 A.ルキヤナク(フォード・フィエスタR5) +2.099
4 K.カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5) +2.907
5 J.シュアレス(プジョー208 T16) +3.296
6 L.ハバイ(フォード・フィエスタR5) +3.631

なお、10月5日から行われたレッキはコンディションが荒れ、スタックが続出。ロバンペラは、2WDのレッキ車で苦戦するタマラ・モリナーロを救出する模様の動画を自身のFacebookページで公開している。



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