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ERCラトビア:20歳グライジンと17歳ロバンペラが優勝争い、カエタノビッチはタイトル3連覇確定

©ERC / Gregory Lenormand / DPPI

ERC最終戦ラリーリエパヤ(グラベル、ラトビア)は、10月7日(土)に競技初日を迎えた。この日は7SSが設定されていたが、SS6とSS7はキャンセルとなり計5SSを走行。ニコライ・グライジンとカッレ・ロバンペラ、若手の2人が総合優勝争いを展開している。

ERC / Photo Thomas Fenetre / DPPI

高速グラベルのラトビア戦初日は、先日の雨で荒れた路面のように波乱の1日となる中、この日20歳の誕生日を迎えたグライジンが首位で終えた。1週間前に17歳になったばかりのロバンペラは、ERC初参戦だが、グライジンとともに好タイムを連発。しかし、SS5でロバンペラが痛恨のミスを喫した。
「最後のジャンクションを直進してしまった。下らないミスだったが、(フィエスタR5で初参戦のため)マシンのことを学ぼうとしているところなので、不必要なリスクは負っていなかった。常にセットアップを変えているが、どんどんよくなっている」とロバンペラ。

ERC / Gregory Lenormand / DPPI

一方のグライジンは、トラブルやミスなくこの日を終え「とても高速でアグレッシブなステージなので、大好きだ。今日はトラブルもなく、かなりいい出来になっている」

選手権3連覇がかかるカエタン・カエタノビッチは、唯一タイトルチャンスを残していたブルーノ・マガリエスがSS5でクラッシュ、リタイアしたことによりタイトル3連覇が確定した。ラトビア戦初参戦のマガリエスは、このクラッシュでフロントから大きな衝撃を受け、リエパヤ市内の病院に搬送されている。

ERC

ERC2は、地元ラトビアのヤニス・ボロブジョフス(三菱ランサーエボリューションX)、ERC3ではヤリ・フッツネン(オペル・アダムR2)がトップに立っている。

ERC / Gregory Lenormand / DPPI


ERC / Thomas Fenetre / DPPI

競技最終日となるレグ2は、3SSを2ループする6SS、88.03kmが設定されている。

ERCラトビア レグ1結果
1. N.グライジン(シュコダ・ファビアR5) 34:19.6
2. K.ロバンペラ(フォード・フィエスタR5) +18.3
3. K.カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5) +59.3
4. L.ハバイ(フォード・フィエスタR5) +1:18.6
5. J.ロペス(プジョー208 T16) +1:25.6
6. J.シュアレス(プジョー208 T16) +1:28.5



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