全日本ラリー選手権第8戦第45回 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2017 Supported by Sammyは、10月15日(日)にデイ2午前中の3SSを走行し、この日をトップでスタートした福永修/齊田美早子(三菱ランサーエボリューションX)が首位の座を守っている。
7.6秒差の2番手は勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)、福永から28.1秒差の3番手に奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)となっている。4番手の新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)は、奴田原の10秒差まで追い上げてきた。
デイ2を4番手でスタートした鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)は、SS7でマシントラブルのためスロー走行を余儀なくされ、5番手に順位を下げている。
各クラス上位選手のコメントは次のとおり。
JN6 首位
福永 修
「最初の“駄吉”でぶつけてしまいました。やっぱり先頭スタートだと、落ち葉の洗礼がこんなにあるのかと。走れるスペースの少なさに驚きました。レッキの段階で、こういった状況は理解しているんですが、本番で走る時にはクリアになっていたので……。自分の思ったようなラインを走れないので、ちょっと無理したら、落ち葉に乗って、ボディの左リヤをヒットしました。足回りのダメージはありませんでした。まだ僅差なので、ベストを尽くすとしか言いようがないです」
JN6 2番手
勝田範彦
「今のところ順調ですね。最初からウエットの方が分かりやすいですね。ペースを崩さずに行きたいと思っています」
JN6 3番手
奴田原文雄
「全く問題ないです。順調に走れています」
JN6 4番手
新井敏弘
「まぁ、何事もなく、危ない瞬間もなく走れました。ウエットコンディションだと、今回のセッティングだとちょうどいいのかもしれないですね。前の奴田原選手とは10秒ちょっとだけど、残りの距離を考えると届かないでしょうね」
JN5 首位
大橋逸夫
「淡々と走っています。タイヤがしっかりグリップしているので、ウエットですが走りやすいです。(2番手の)川名選手は速いので、(気にせず)午後も淡々と走ります」
JN4 首位
石川昌平
「頑張って走ったんですが、いまひとつ思ったようなタイムが出ませんでした。難しい路面でしたが、僕らはライバルと違うタイヤを履いたので、それが影響したのかもしれないです」
JN3 首位
天野智之
「タイヤがウエット用に変わったんですが、他のクラスのような太いタイヤがないので、総合順位ではかなり落ちることになりました。クラス的には余裕があるので、このタイヤのまま総合順位を気にせずにフィニッシュします」
JN2 首位
明治慎太郎
「昨日の最初のループで抑えすぎたので、確実に持ってこれるペースをキープしつつ、しっかり攻めました。タイヤもいい感じでグリップしているので、安全にタイムを出すことができました。僕はここで勝つしかないので、残り3本ですが、何事もないようにこの位置をキープしたいです」
JN1 首位
伊藤隆晃
「トップに立ったのは、嬉しいような、さみしいような……って感じです。古川選手は“駄吉”の序盤でクラッシュしたようです。トップに立って、集中力があやしくなってきました。ペースノートをロストしたり、欲を出してヒヤっとした瞬間もあったので、あと1セクション、しっかり走り切りたいです」