全日本ラリー選手権第9戦 新城ラリー2017は、11月4日(土)のSS4までを終えて、新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が1.2秒差で総合首位に立った。2番手は勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)。新井から12.8秒差の3番手には奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)がつけている。
各クラス上位選手のコメントは次のとおり。
JN6 首位
新井敏弘
「他のステージで頑張っても、やっぱり“雁峰北”で引き離されてしまう。このステージだけでやられてしまいます。手応えはあったはずだけど、やっぱり差がついています。次のセクションはどうしようか、秘策がないと難しいなぁ(笑)。もし午後雨が降ったら、また状況が変わるかもしれないですね」
JN6 2番手
勝田範彦
「ちょっとまくられてしまいましたが、順調に走れています。午後も順調なのでこのペースを乱さずにもう少しプッシュしようと思っています」
JN6 3番手
奴田原文雄
「小さな差に見えるけれど、ターマックではなかなか縮まらない大きな差です(笑)。もう少し頑張らないとダメですね」
JN5 首位
小濱勇希
「けっこう慎重に走ったつもりです。ドライターマックなんですが、先週の台風の影響でかなり水が出ています。特に“ほうらいせん一念不動”ですね。めちゃめちゃ滑るので、慎重に走りましたが、上手くまとめて走ることができました。午後はもう少しプッシュする余地がありますが、しっかり帰ってくることが大前提なので、無理をせず淡々と走りたいです」
JN4 首位
山本悠太
「雨が降って来ましたね。路面的にいいところもあったんですが、雨が降ってきたら嫌ですね。湧き水も出ているので、危ない箇所もありました。自分でも、タイムがこれだけ出ていることにビックリしています。ペース的には問題ないと思うので、リズムを崩さないように頑張ります」
JN3 首位
天野智之
「とりあえず首位で帰ってこられましたが、道はかなり滑りやすくて危ないですね。水が出ているし、路面温度も低いので、なかなか乾かないです。ウエット向きのコンパウンドの方が安全かもしれません。2ループ目はタイヤを考えます。差がついているので、あまり無理はしません」
JN2 首位
明治慎太郎
「トップで戻ってこられたので(ホッとしています)。僕は勝つしかないので。僕が優勝して、猪股選手が3位以下だとタイトルを決められます。午後はウエットのセットを試しつつ、デイトップで戻ってこられるように頑張ります」
JN1 首位
須藤浩志
「まだ1回もベストを獲れていませんが、トップにいるはずです。勝ててはいないけれど、まんべんなくいいタイムが出ています。ノートの伊藤選手が速いですね。次のセクションはしっかり勝ちたいです」