世界ラリークロス選手権は、最終戦となる第12戦が11月10日、南アフリカのケープタウンで開幕。11日はプラクティスに続いて予選ヒートのQ1とQ2が行われ、この時点での中間リザルトではケン・ブロック(フォード・フォーカスRS)がトップに立った。
「かなり積極的に攻めた。コースはマシンとの相性がバッチリだったので、始まった時からここでは強い走りができると手応えを感じていた」とブロック。
「自分たちのマシンは、グリップがいいところやロングコーナーでベストのパフォーマンスが出せるが、このコースはグリップの高いところが多く、グラベル部分でもグリップのいい部分が多い。自分たちのマシンはコーナー出口での加速が最高。今日はこのコースを走るのがとにかく面白かったし、心から楽しめたよ」
中間リザルト2番手は、Q2でトップタイムをマークしたヤニス・ボーマニス。2017年のタイトルを決めているヨハン・キルストファーソンは3番手につけた。
一方、ドライバーズ選手権で激しい2位争いを展開しているペター・ソルベルグはQ2でパンクに見舞われ9番手。マティアス・エクストロームはQ2で5秒のペナルティを受けたために10番手となっている。
チームズ選手権でEKSと2位争いを展開するチーム・プジョー・ハンセンは、ティミー・ハンセンがQ1でトップタイムを叩き出したがQ2が14番手タイムに終わり、中間リザルトでは4番手。ケビン・ハンセンが同7番手につけている一方、セバスチャン・ローブはQ1が7番手、Q2は18番手と厳しい滑り出しとなり、中間リザルトでは14番手にとどまっている。
EKSではトッピ・ヘイッキネンが中間リザルトで6番手、エクストロームが10番手に食い込んでいるが、レイニス・ニッティスが19番手に留まっており、どちらも予断を許さない状況だ。
世界RX南アフリカ 中間リザルト
1. K.ブロック(フォード・フォーカスRS)
2. J.ボーマニス(フォード・フィエスタ)
3. J.クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロGTI)
4. T.ハンセン(プジョー208)
5. A.バックラッド(フォード・フォーカスRS)
6. T.ヘイッキネン(アウディS1)
7. K.ハンセン(プジョー208)
8. T.シェイダー(フォード・フィエスタ)
9. P.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI)
10. M.エクストローム(アウディS1)
11. J-B.デュボール(プジョー208)
12. O.エリクソン(フォード・フィエスタ)