APRCに参戦中のマイケル・ヤングが、WRCラリーオーストラリアにシトロエンDS3 R3で参戦した。ヤングにとって初めてのWRC戦となったが、総合17位、2WD部門トップでのフィニッシュを果たした。また、併催のオーストラリア国内戦では、パワーで勝るターボ車両に続く4位に入った。
「正直、とにかくすごい。シトロエンはこの週末、まったくトラブルがなく、自分たちもいい速さを出せた。そのことが、リザルトにつながったのだと思う」とヤング。
「そして、世界のトップドライバーたちと一緒に戦うことができたのは、自分にとってのハイライトでもあった」
上々の結果を残したヤングだが、イベント中まったくトラブルがなかったわけではない。
「マイナートラブルはいくつかあったが、終わってみれば素晴らしいイベントになった。橋の上で2本パンクした。橋に入るところに、大きなコンクリートブロックが剥き出しになっていた。他にも同じようなダメージを受けていたマシンがあったので、文句は言えないね。リムがダメになったが、(コ・ドライバーの)マルコムが対応してくれた。ジャンクションでオーバーシュートもして、30秒近くロスしたが、それ以外はとても楽しいラリーだった」
ヤングはこの後、翌週末に開催されるAPRC最終戦に出場するため、インドに直行。ここでは、フォルクスワーゲン・インディアのプリペアによるポロR2をドライブする。