お久しぶりです。最近部屋が冷え込んで朝布団から出たくないオダパカです。
今シーズンのWRCとJRCは終了しましたが、モータースポーツのイベントはこれからというなか、11月24日〜25日に渋谷区代々木公園けやき並木で開催されている「SHIBUYA SPORTS CAR FES 2017」に行ってきました。
このイベントはスポーツカーカルチャーとして走りの面白さ、素晴らしさを伝えることが目的で、今回TOYOTA GAZOO Racingのほかに模型メーカーのタミヤ、スポーツカーのエンターテイメント集団「CARGUY」が協力。展示車両がフェラーリにランボルギーニ、ポルシェ、メルセデス・ベンツの6輪駆動車「G 63 AMG 6×6」と、とにかく豪華でした。特に注目だったのは世界で24台、アジアには1台しか存在しないアストンマーチン・ヴァルカン。ゲームから飛び出してきたようなデザインは注目の的でした。
TOYOTA GAZOO Racingからも限定150台と発表されたヴィッツGRNMやGRシリーズ、TS050HYBRIDが展示されていましたが、そのなかで常に人が集まっていたのが、カメラが取り付けられたRCカーを走らせるアトラクション「Gravity Rally(グラビティ・ラリー)」。専用の運転席に乗り込み、カメラの映像をヘッドマウントディスプレイから見ながら運転するというもの。ラジコンの動きや壁の接触を車載のGセンサーが感知して運転席が傾いたり振動したりするため、本当に実車に乗っているような体験ができるアトラクションになっています。
そして何より、ラリプラ的注目ポイントはボディがヤリスWRCだったこと。ラジコンカーなので一部はデフォルメされていましたが、2017年規定のWRカーの迫力はしっかりと再現されていました。スタッフの方に聞いてみたところ、イベントのために制作したそうで、市販化の予定はないとか。イベント用で終わってしまうのはもったないのでぜひ製品化してほしいところ。
自分も整理券をもらって約1時間半並んで挑戦。最初に練習走行で2周、本番は3周でタイム計測という流れでした。午前中にエキシビジョンとして小林可夢偉選手と中嶋一貴選手が走っており、小林選手が1分フラット、中嶋選手が1分8秒の記録を残していたので、1分切りたいと思いながら練習走行へ。2周を走り終えていざ本番! 結果は1分4秒と小林選手に4秒負け、中嶋選手には4秒勝ちました。途中コーナーで減速しすぎたことと、直線でふらついて失速していなければ1分を切れていたかもしれません。くやしい!
「Gravity Rally」以外にもラジコン、レーシングカーのタイヤ交換体験や、運がよければフェラーリF50やランボルギーニ・ウラカンに乗れちゃう同乗体験など、子供から大人まで楽しめる「SHIBUYA SPORTS CAR FES 2017」。さらに同じ会場内では「大江戸和宴」という、そばと日本酒の博覧会も行われており、食事や日本酒の飲み比べもできちゃうのが嬉しいところ。土曜は代々木公園に足を運んでみてはどうでしょうか? あ、アルコールを飲んじゃうと「Gravity Rally」に参加できなくなるのでご注意を。