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プロトン・アイリスR5プロトタイプが実戦デビュー、左/右ハンドル両仕様でホモロゲーション取得へ

©MEM

MEMは、開発中のプロトン・アイリスR5のプロトタイプを11月5日に英国ヨークシャーで開催されたクラブマンラリー、マルトン・フォレスト・ラリーに投入。テストドライバーのオリー・メローズがドライバーを務めた。MEM代表のクリス・メローズはその後、ポッドキャストサービスのアブソルート・ラリーで、同マシンの詳細について触れた。

アイリスは、まずグループAのFIAホモロゲーションを取得した後、2018年3月にR5のホモロゲーション取得を目指して作業を進めているという。エンジンは、三菱ランサーエボリューションXやヒュンダイi20に搭載されている三菱の4B11。トランスミッションはXトラック、電子系はコスワース、サスペンションはレイガー、ブレーキはブレンボを採用する。

特筆されるのは、左ハンドルと右ハンドル、両バージョンのR5マシンでホモロゲーションを取得する計画だということ。これまでにテストで約1000kmを走り込んでいる。テストドライバーは、主にオリー・メローズが担当しているが、マーカス・グロンホルムも1日テストに参加した模様で、フォルクスワーゲンやシュコダのR5をテストした経験を基にアドバイスを与えたという。

このマルトン・フォレスト・ラリーでは、オリーは2台のWRカーに続いての3位でフィニッシュ。SS1ではトップタイムをたたき出している。
(Martin Holmes)



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