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APRCインド:ベイビーSS2でマシントラブル、ギルが3度目のタイトルに大きく前進

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APRC最終戦コーヒーデイ・インディアラリーは、11月24日、インドのチカマガルールで開幕。この日は夜にギャラリーステージを行った後、25日には本格的に競技が開始された。

2016年王者のガウラブ・ギルと新鋭オーレ・クリスチャン・ベイビー、チームMRFのドライバー同士のタイトル決戦に注目が集まったが、SS2でベイビーのマシンはトランスミッションに深刻なトラブルを抱えてしまった。

「この日最初のステージで、何か異音が聞こえ、そうしたらフロント駆動が使えなくなった。その後は、ドライビングがとても難しくなり、さらに悪いことにギヤが3速でスタックしてしまった」とベイビー。
「コ・ドライバーのスティグ(スキャルモン)が、ハンドブレーキを引いて対応してくれた。でも何度かスピンもしたよ」

リヤ駆動だけとなったマシンでベイビーは6SSを凌ぎ切ると、サービスに帰還。ここでは、チーム運営を担当するレーストルクとシュコダ・モータースポーツのメカニックが奮闘し、トランスミッション、クラッチ、エアフィルターボックス、フロントサスペンションの全交換をすべて20分のサービス時間の中で遂行してみせた。

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この時点でタイトル争いのライバル、ギルとは16分の大差がついてしまったベイビー。2位狙いが現実的ではあるが、それではドライバーズタイトルには手が届かないことになり、万事休すと言ったところだ。

一方のギルにとっては熟知した母国戦。コーヒープランテーションに設定されるツイスティなコースを堅実に攻略している。
「信じられないほどスリッパリーで、ボールベアリングの上をドライブしているよう」とギル。

一方、先週のWRCオーストラリアでは、WRC初参戦で2WD部門優勝と勢いに乗るマイケル・ヤングは、フォルクスワーゲン・モータースポーツ・インドのプリペアによるポロR2でインド戦に臨んだ。ベイビーのトラブルもあり総合2位につけていたが、SS5で燃料漏れが発生して、悔しいリタイア。サービスで、燃料タンクの交換に挑み、再スタートを目指す。

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競技最終日となるレグ2は、4SS・64kmが設定されている。

APRCインド・レグ1結果
1. G.ギル(シュコダ・ファビアR5) 2:24:22.2
2. PG.アビラッシュ(スバルWRX STI) +15:21.0
3. O-C.ベイビー(シュコダ・ファビアR5) +17:46.1
4. S.ジュネイド (フォルクスワーゲン・ポロ) +34:12.7
5. S.パンジャビ(三菱ランサーエボリューションⅦ) +50:47.0



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