ヨーロッパラリー選手権(ERC)のプロモーター、ユーロスポーツ・イベンツは、現状で2018年の開催カレンダーすべてを発表することができないことを明かした。
FIA地域戦として最もコンペティティブな選手権となっているERCは、2017年同様に、3月下旬から10月中旬まで8戦での開催を目指しているが、現在確定しているのは3戦のみで、すべてが中央ヨーロッパでの開催だ。最初の2戦は、アゾレスラリーとラリーイズラスカナリアス。最終戦は再び、ラトビアのラリーリエパヤとなっている。
一方、2017年に開催したギリシャ、キプロス、ポーランド、チェコに関しては情報がなく、イタリアは候補イベントとして開催される。12月6日にはFIAがワールドモータースポーツカウンシルが開催されるため、これが終了すれば続報が出るものと見られている。
ERCは、一度も中断することなく65年続いている、最も長い歴史を誇るラリーシリーズだ。
(Martin Holmes)