フォード・フィエスタR2のワンメイクシリーズで展開されるジュニアWRCの運営を管轄するMスポーツは、ポーランドのクラクフで「ミート・ザ・チーム」を開催し、2018年からのシリーズのマシンカラーリングを公開した。
Mスポーツのクラクフ支部は2018年も引き続き、JWRCの拠点を務める。この日は11カ国から14人のドライバーを招待して、チームとの対面が行われた。このイベントでは、今後参戦が期待されるドライバーと選手権で活躍する関係者が交流することを目的としており、来季のカラーリングを発表する絶好の機会ともなった。
新しいカラーリングは、選手権のパートナーであるピレリとパンタを表現した黄色、青、グレーの3色を組み合わせたデザインとなっており、余白の部分は各ドライバーそれぞれのスポンサーや個性を表すスペースとして使用することができる。
JWRCのマネージャー、マチェイ・ボダは「クラクフでの交流セッションでの成功とともに、新しいJWRCのカラーリングを披露できることをうれしく思う」とコメント。
「黄色、青、グレーの組み合わせは、新しいパートナーのイメージカラーに由来し、FIAによる将来のためのサポートシリーズに向けてのコミットを表現している。今回は、それぞれのドライバーが才能をアピールする機会になっている。これから、ドライバーたちが最終的なカラーリングを披露してくれることを楽しみにしている」
「今回は、来季に向けての準備のために、11カ国から14人のドライバーが参加してくれた。来季も、ラリーで最も輝こうとしている若手たちの才能が、ラリー界最大のチャンスを勝ち取るための接戦を繰り広げることは間違いない」