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FIAラリーコミッション新総裁にNZ出身のワイン・クリスティー

©MSNZ

新たにFIAラリーコミッション総裁に選ばれたワイン・クリスティーは、ニュージーランドの南島出身。今後、地域戦レベルでFIAラリー競技の責任をグローバルに担う。

クリスティーは、クライストチャーチにある法律事務所での職を続けながらFIAでの活動を行っていくが、サーキットレースのドライバーとしての方が知名度が高い。

ラリーでの経験について本人は「コ・ドライバーとしての経験があるほか、ニュージーランド選手権ではスチュワードを担当している。モータースポーツNZ(MSNZ・ニュージーランドのASN)では8年間、諮問委員を務めている。この委員会でラリーの経験を多く積んできており、ラリー界をよりよくするための取り組みや知識を投入するために役立つ。また、幸いなことにニュージーランドには、ラリーのエキスパートがたくさん揃っており、彼らに意見を求めることもできる」と語る。

クリスティーは1年前にMSNZの総裁に任命された。FIAの地域ラリー選手権は、6つの地域ごとに規定がバラついており、ラリー界の中でも方向性がぶつかり合い、メディアからの注目を集めることができないなど問題が山積み。そんな、非常に重要な時期での就任だった。

この他、ラリー関連で就任が予定されているのは、FIAラリーディレクター。これまでヤルモ・マホネンが務めてきたが、WRCコミッションの副総裁に選出されたためだ。
(Martin Holmes)



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