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オレカ、R4キットのFIA公認作業を開始

©ORECA

FIAの新規定R4キットの単独サプライヤーとして同キットの開発を担うフランスのオレカ。11月には、キットを装着したトヨタ・エティオスをフランス選手権最終戦ラリーデュバールに0カーとして投入した。開発ドライバーのステファン・サラザンが、ラリーの全ステージを問題なく走り切ったことから、オレカはキットのFIA公認取得作業に入ったことを明かした。

先週、FIAのテクニカルチームがフランスのシーニュにあるオレカのワークショップを訪れ、公道で使用できることを確認する作業を行った。この作業には、オレカのR4テクニカルプロジェクトマネージャー、マシュー・バソーが帯同した。
「ごく通常のホモロゲーション作業に沿って行われた。FIAのメンバーと過ごした2日間は、とても順調に進んだ」とバソーは満足を見せる。

ORECA

初日はエンジン周り、2日目はエンジニアがシャシーの調査を行った。公認作業が完了すれば、最終的なホモロゲーションフォームが発行される。

最初のフィードバックは、非常にポジティブだった。FIAのエンジニアには、キットのデザインがFIAの想定していた信念とマッチしていたと、喜んでもらえた」

オレカは、ホモロゲーションシートなどの書類は、2018年序盤に準備が整う予定だとしている。



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