フォルクスワーゲンが突然のWRC撤退、そしてトヨタが18年ぶりのWRC復帰。さらに、新規定WRカーの投入で戦力が均衡し、スペクテイターを大いに楽しませてくれた2017年のWRC。近年稀に見る接戦となった今シーズンを、wrc.comが数字で振り返っている。激戦を物語る記録の数々をご紹介しよう。
6回 – クレイグ・ブリーンが今シーズン5位でフィニッシュした回数。
135秒 – 今年いちばん大きかった優勝と2位との差。ラリーモンテカルロで優勝したセバスチャン・オジエと2位ヤリ‐マティ・ラトバラの記録。
4勝 – 今シーズンのひとりのドライバーによる最多勝利数。ティエリー・ヌービルによる記録。
19回 – Mスポーツによる今季のポディウムフィニッシュ回数。他のどのチームよりも多かった。
24ポイント – チャンピオンに輝いたセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシアが築いた選手権2位とのポイント差。
78勝 – 現役ドライバーによるWRC勝利数の合計。セバスチャン・オジエ(40勝)、ヤリ‐マティ・ラトバラ(17勝)、ティエリー・ヌービル(6勝)、クリス・ミーク(5勝)、アンドレアス・ミケルセン(3勝)、オィット・タナック(2勝)、マッズ・オストベルグ、ダニ・ソルド、ヘイデン・パッドン、エサペッカ・ラッピ、エルフィン・エバンス(各1勝)。そして、2018年にはセバスチャン・ローブも帰ってくる!
56回 – ひとりのドライバーによる最多ステージウイン数。今シーズン最も多くのステージウインを記録したのは、ティエリー・ヌービルだった。
54戦 – Mスポーツが最後に勝利した2012年のラリーGBから、次に優勝した2017年のラリーモンテカルロまでにかかったラリーの数。
18年 – トヨタが最後に勝った1999年のチャイナから、今年ラリースウェーデンで勝利するまでの年数。
18秒 – クリス・ミークとポール・ネイグルが、有名なメキシコでの勝利に向けて駐車場で過ごした秒数。
10人 – ラリードイツでのステージ勝利者の数。シーズン最多。
6人 – ラリーポルトガルとラリーイタリアにおける、ラリーリーダーとなったドライバーの人数。ともに今シーズン最多。
11回 – 2017年のラリーポーランドで首位が交代した回数。今季最多のラリーだった。
3人 – 2017年、WRC初優勝を遂げたドライバーの人数(オィット・タナック、エサペッカ・ラッピ、エルフィン・エバンス)。最後に3人の勝利者が誕生したのは1993年。
17年 – 英国人ドライバーが英国戦で勝利したのは実に17年ぶり。今年のラリーGBでエルフィン・エバンスが勝つ以前は、2000年にリチャード・バーンズにまで遡る。
7人 – 今季のWRCウイナーの人数。
17歳 – カッレ・ロバンペラの年齢。彼はラリーオーストラリアで、WRCの選手権ポイントを獲得した最年少ドライバーとなった。
26人 – 今年、選手権ポイントを獲得したドライバーの人数
13人 – 今シーズンのWRCでラリーをリードしたドライバーの人数。
126.16km/h – 今シーズンの最高ステージ平均速度。エサペッカ・ラッピがラリーフィンランドで記録した。