カルロス・サインツのコ・ドライバーとしてWRCタイトルを2回獲得しているルイス・モヤ(写真右)が、スペイン北西部のラ・コルナにある自宅で脳動脈瘤により倒れ手術を受けたが、順調に回復しているという。これまでひどい頭痛に悩まされてきたというモヤだが、手術は順調に終わったとのことだ。
入院している自身の写真をSNSで公開し、回復をアピールするモヤは「本当にラッキーだった。まったく問題ないよ!」とコメントしている。
ダカール参戦を控えペルーのリマでこのニュースを聞いたサインツは「早くよくなってくれ。まだクラシックカーラリーの参戦予定があるのに、ダカール前に心配させないでくれよ!」と激励のメッセージを送った。
モヤは、2002年にWRCから引退。マークしたWRC24勝は、コ・ドライバーとしては4番目に多い。その後、サインツとポルシェでラリースペインのヒストリックラリーで2回優勝したほか、スバル・ワールドラリーチームでスポーティングディレクターとして活躍。最近はフォルクスワーゲンでWRCアンバサダーを務めていた。
(Martin Holmes)