ダカールラリー2018年大会では、TOYOTA GAZOO Racing SAのナッサー・アル‐アティヤとジニール・ドゥビリエ(ともにトヨタ・ハイラックス)が総合2-3位とポディウムの一角を占めたほか、トヨタ車体チームランドクルーザーがチームとして市販車部門5連覇を達成するなど、多くのトヨタ車が活躍した。
今大会が1月21日にフィニッシュを迎えたことに対し、トヨタ自動車社長代表取締役の豊田章男氏がコメントを発表している。
2018年のダカールラリーがゴールを迎えました。
様々な表情を見せる路面、標高差、温度差、変動する気候…
9000kmにも及ぶ厳しい道のりを2週間かけて走破するこの競技に、今年も多くのラリーストがトヨタ車に乗って挑んでくださいました。過酷な戦いに立ち向かう相棒としてトヨタ車を選んでくださったチームの皆様にまずは感謝申しあげます。
日野自動車のレンジャーで参戦した「日野チームスガワラ」はトラック(排気量10リットル未満)部門で9連覇を、ランドクルーザーで参戦した「トヨタ車体チームランドクルーザー」は、トヨタ車体の社員である三浦選手がドライバーを務めた337号車が優勝し、チームとして市販車部門で5連覇を成し遂げられました。
また、南アフリカトヨタのチームである「TOYOTA GAZOO Racing South Africa」はハイラックスに乗り、3台中2台が総合2位と3位の好成績で完走を果たしてくれました。
チームの皆様、関係者の皆様、偉業を成し遂げられたこと、心から敬意を表します。
おめでとうございます。「自然とは、なんて厳しいものか」「こんなところをクルマが本当に走破できるのか」
映像からもそう感じ取れるような道に挑み、リタイアするクルマも続出する中で完走を果たし、トヨタ車、日本車の持つ性能と可能性を広く示してくださったことに感謝しております。毎年、年初にダカールラリーの戦いを見ていると、「道がクルマをつくる」という言葉の意味を改めて強く感じます。
本年も、トヨタグループ一丸となって世界中のさまざまな道を走り、「もっといいクルマづくり」に取り組んでまいります。
引き続き、皆さまに応援いただければ、うれしく思います。
よろしくお願いいたします