第4戦ポルトガルからフォルクスワーゲン・ポロR WRCでデビューするアンドレアス・ミケルセンは、新たなWRCチームからの参戦となる。名前は「フォルクスワーゲン・モータースポーツII」。
すでにマニュファクチャラーとしてはセバスチャン・オジエとヤリ-マティ・ラトバラが参戦しており、ミケルセンは3台目をドライブすると言われていたが、これにより完全に独立したかたちとなる。
フォルクスワーゲンのチームマネージャーであるスベン・スミーツは、サードカーというよりも、テストと輸送コストの面での利点についても言及している。
「サードカーは常に来るように計画しており、テスト日にはアンドレアスが十分テストできて、他のドライバーがサードカーを共有する必要がないようにするために、1台のマシンのチームを持つ方を選んだ」とスミーツ。
実際には、サービスパークなどでもWRCチームとして別に活動するようで、ルックス面でも人気のあるミケルセンだけに、フォルクスワーゲンのサービスパークにさらに注目が集まりそうだ。