WRC第2戦ラリースウェーデンは2月7日に予選ステージを行ない、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエがトップタイムを獲得した。
出走順を決める権利を争っての予選が行なわれたのは、4kmの短いスノーステージ。この予選システムは2012年からグラベルラウンドに限って導入され、2013年シーズンではこのスウェーデンが初の開催となる。
「いいスタートが切れたね。セットアップもバッチリだ。金曜日からのいい出走順を得るために、この予選は重要だ。予選トップの僕は最初にポジションを選ぶことができるから、その点では少しアドバンテージがあるね。150km/hくらいでドリフトしっぱなしのまま抜けたりするコーナーもあるから、スウェーデンはスリリングで大好きだ。今回のラリーも表彰台を狙って行くよ」と笑顔のセバスチャン・オジエ。
一方、2番手タイムのマッズ・オストベルグは慎重だ。
「このコンディションでは最適な出走順を選び出すのはなかなか難しい。すべての可能性を考慮しなくてはならないからね。オジエのチョイスも参考にさせてもらうよ」
ラリーはこの後、現地時間の17:00(日本時間8日1:00)にセレモニアルスタート、20:04(日本時間8日4:04)にカールスタッドのスーパーSSで幕を開ける。
ラリースウェーデン 予選タイム トップ10
1.セバスチャン・オジエ 1:51.357
2.マッズ・オストベルグ 01:52.257 (+0.900)
3.ミッコ・ヒルボネン 01:52.921(+1.564)
4.ポンタス・ティデマンド 01:53.803 (+2.448)
5.ユホ・ハンニネン 01:53.918 (+2.561)
6.ヤリ‐マティ・ラトバラ 01:54.062 (+2.705)
7.ティエリー・ヌービル 01:54.394 (+3.037)
8.セバスチャン・ローブ 01:54.825 (+3.468)
9.エフゲニー・ノビコフ 01:55.550 (+4.193)
10.ダニ・ソルド 01:56.144 (+4.787)