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コペッキー、ファビアR5でチェコ選手権逆転勝利

 

シュコダ・モータースポーツがデビューさせたシュコダ・ファビアR5でチェコラリー選手権第2戦ラリー・チェスキー・クラムロフに参戦したヤン・コペッキーが優勝。ファビアR5に2勝目をもたらした。

今回で43回目の開催を迎える長寿イベントに設定された14SS・169.10kmのステージでは、変わりやすい天候の中、コペッキーとヴァクラフ・ペック(MINIジョン・クーパー・ワークスS2000)のチェコ強豪同士が激戦を展開した。初日は首位で折り返したコペッキーだったが、SS6で左リアタイヤにダメージを負って22.8秒をロスしてしまう。ペックまで10.6秒というところで迎えた最終ステージでは、ペックがミスを犯し、最終的に4.7秒差の僅差でコペッキーが逆転勝利をペックを抑えた。

「素晴らしいマシンで素晴らしいバトルができた。スペクテイターも興奮していたね」とコペッキー。「今回も新しい武器は完璧な走りをしてくれた」

コペッキーはこの後、6月11−14日に開催されるWRCサルディニアでWRC2部門にエントリー。この週末は、ポルトガルでエサペッカ・ラッピとポンタス・ティデマンドがファビアR5のWRCデビューに臨んでおり、最終日を前にラッピが部門2位につけている。



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